この一冊を是非おススメしたい。
ここではすべて自分で読んだ本の中から紹介できればと
思います。是非おススメの一冊。まずは読んでみてといいたい一冊。
ふだん、書籍とは無縁な方も、デジタルばかりだよという方にも、スラスラ読みやすい。
また年齢に特化したような、書き方になってしまうけれど、現実問題、50代になると、あちらからも、こちらからも親が病気、見送り、介護などの話題が矢のように飛んできませんか。
40~50代になったら途端に登場してくる老親問題。
この年代になると親は70歳~80歳越えというのがおおかたのところ。
そして困ったことに不思議と、ひとつ病気が出てくると連鎖してなのか、
小さいトラブルという枝があちらからこちらからと生えてくるんだよね。そうするとどうなるか。
それに振り回される子供たち自身の生活も崩れてくる。
自分の生活のリズムが不規則になる。それで色々な歪みがでてくるわけだ。
子供たちといっても、働き盛り、子育て盛りの忙しい世代。多忙なスケジュールをやりくりしている毎日で心の余裕も、本屋でノンビリ関連書籍を、選ぶ時間もないのが現実的かと。
そもそも、そういうときって目の前のことをこなすのに一杯で、気持ちも余裕がない。
若い時みたくオール(徹夜 死語かね)もできない、シッカリ睡眠と休息を取らないと
自分自身も動けないのが50代なのですよ。
そうなる前の準備として頭にいれておくには、最適な一冊のひとつなのではと感じました。
老親になると、だんだん変わってくるんですよね。以前のイメージのお父さん、お母さんではなくて、
えっ?こんな人だったっけ?自分の親って。みたいなことも沢山でてくるわけですよ。
しかも自分のお世話になった親だと思うと、子供って頑張っちゃうんですよね。
現実は自分も疲れているのに、調子が悪い時でも何とかこなせてしまう。仕事って結構、無理しちゃうじゃないですか。その勢いで、体に刷り込まれているというか…。そんな感覚でやり通せちゃうのですよ。
ただ、親もね、一度寄っかかってくると当然のように、甘えてくるんですよね。距離感が難しい。
うまい具合の距離感は、家族ともなるとつかみづらい。
重石のように感じることもしばしばありませんか。突き放すと冷たいようで、優しくすると塩梅が難しい。
そんな時に今だったら、ネットで検索、ググる、老親、介護、病気などなど。
でも何だか情報は溢れているんだけれど、ピンとこない。勿論、体験談とかいろいろググりますよ。
書店にいっても溢れている。思いませんか?
結局どれが一番いいの?
たまたま平積みされていたこの本を立ち読みしたら、時系列で体験談も含み、非常に読みやすかった。
是非、どうしていいかわからない。
最近、なんか親がおかしいんだよね。なんか腹立つわ~って人におススメです。
できれば、まだ親が元気で何もないときに余裕があるときに、一冊読んでおくのがいいと思います。
ただワタシも頭で分かっていたけれど、40代はまだ、まだ親も元気いっぱいだったし、
うちは大丈夫!っていう根拠のない自信だけはありました。つくづく愚かで学習しないなアタシ。
いざ、何か起きてからだとそんな余裕が物理的にも、メンタル的にもないのでね。
勿論、介護と関わるようになった人、親が最近病気になったばかりの人、これからなりそうな予感の人
なんだか親をみていて危なっかしいなとか、話題がかみ合わないなとか疑問符が付く人などに
早めに読んでほしい一冊です。
ちなみに帯に記載の〇〇が推薦するとかは、ワタシはアテにしていません。
でもこの本は分かりやすかったし、また筆者が男性なので男性の老親との絡みや、介護に至るまでの
一挙一動が参考になりましたし、心が軽くなりました。ついつい介護とか家族とかは内に入り込んで、外からは見えにくいので、抱え込む方が多いのじゃないかな。
参考の一冊にどうぞ……。