兼ねてから見たかった映画を見に行った。母性。
既に何年か前に湊かなえさん著、
書籍の方は読んでいたので、内容を忘れていた頃に映画化された。
好きな女優さんの戸田恵梨香さんと永野芽郁さんの綺麗なお二人が出演されるので、楽しみだった。
二人は以前、ドラマでも共演されていてサバサバとした人柄や、二人の掛け合いが気持ちよく
今度はどんな風に絡みあうのかと、ワクワクした。
感想としては、とてもシリアスで緊張感が走る場面もあり、考えさせられるような内容だった。
更に人間の狡猾さやいやらしさ、そんなものも表現されていて、見応えがあるものだった。
現実にもその辺に転がっていそうな、けれど誰も触れずに黙認するような世界観をうまく
表現していて、是非見てほしい一作。
個人的感想ではあるが、男性には特にわかりずらい、理解しにくいような気もする。
母性愛とは男性にはないと思うから。親子愛とはまた少し違うような気もするし・・・
それは、例えば母なる大地や母性を謳ったものなど象徴は、いくつか存在するくらいに、
偉大なものに違いないだろう。
しかし、抽象化しすぎて具現化するのは難しい。またグルグルと考えてしまう・・・
そんな余韻さえも残す映画だった~